
輪っか状以外の切り方をする包茎治療・手術はあるのか?
2020年1月24日包茎治療の主役は手術
包茎治療には薬物投与もありますが、効果は一時的にとどまるので永続性のある成果を得るには手術を受けるのが一般的です。医療用の糸でペニスの根元から包皮を引っ張ったり、二重瞼をつくる接着剤などを使用する方法もありますが、性行為のたびに負荷がかかり糸が切れたり接着剤が剥離するなどの影響で元に戻ってしまうことがあるので、現在ではあまった包皮を取り除くのが包茎治療の主流です。
カントン包茎などでは保険適用対象の手術に、環状切開術があります。この方法は包皮の戦端の余った部分を切除するという切り方ですが、術後の仕上がりがツートンカラーのような仕上がりになり、十分な効果を得られない可能性があります。
見た目にもペニスの機能面でも満足度の高い結果を得るには、余った包皮を切除するにしても切り方を工夫す必要があるわけです。その目的を達成するために、いくつもの手術法が考案されてきましたが、切り方やどの部分で縫合するか、などがポイントです。
保険治療の手術の種類による切り方の違い
包茎治療の手術では、どの部分を切除するのかが重要で、代表的な方法には背面切開法や、亀頭直下埋没術・根部冠状切除などの手術法があります。背面切開法はカリ首がわを一部切って亀頭を露出する方法で、切除する皮膚が少ない切り方で回復も早いですが、カットできる包皮には限界があります。亀頭直下埋没術は包皮の内側の皮膚を切り、冠状溝近くで縫合する手術です。余った皮膚を必要な分切除できるので適用対象が広く、縫合跡も目立たない箇所になるので最近ではよく実施されている手術になります。環状切開術による包茎治療のようにツートンカラーになるという心配もありません。
根状切開術は陰茎の根元に切開を加える切り方で、包皮を根元にひっぱることで亀頭を露出させるという包茎治療の手術になります。手術跡は陰毛で隠れてしまうというメリットがありますが、包皮を切除できる範囲には限りがありので満足できる結果を得られない可能性があります。
まとめ
包茎治療は余った皮膚を手術で切除するのが現在の主流です。保険適応対象のため費用もリーズナブルな冠状切除は、仕上がりがツートンカラーになったり、包茎治療としては想定したような効果を見込めない場合があります。そのため根元切開法や亀頭直下埋没術など、切り方や切除範囲に工夫を加えた手術が法規治療ではよく実施されているようです。切らない包茎治療とことなり効果は永続的で、麻酔なども発達しているため身体への負担も小さくなっています。