糸で縫って「剥ける癖」をつける包茎治療

2020年1月24日 オフ 投稿者: masterad_oss2017

切らないで済ませる包茎治療

包茎治療の持続性の高い効果を発揮するのは余計な皮膚を切除する方法です。しかしペニスにメスを入れるのに心理的にも肉体的にも受け入れることが難しい男性が多いのは当然と言えます。
包茎治療の定番といえば、包皮の先端の余計な皮膚をカットして縫合する冠状切除術が代表的。これに対照的な包茎治療が医療用の糸を活用して、包皮が露出する癖を付けると言うものです。具体的にはペニスの亀頭を露出させるまで包皮を下ろし、医療用糸で縫いつけて固定して亀頭を露出させる癖をつけて終了になりますが、時間にして10分程度です。
切らない包茎治療は術式はとてもシンプルで回復も早く、費用面も3万円低度々価格的にもリーズナブルなのがメリットです。メスで包皮を切除する手術には、何種類かありますが費用は最低でも7万円ほどは必要になるので価格面でも安さは決定的に違います。ただし効果は一時的で数ヶ月も経過すれば、元の状態に戻ることが多いようです。

切らない包茎治療に向いているか否か、切る手術の可能性は

切らない包茎治療には手軽に済ませることが出来て、価格面でもリーズナブルな反面、いくつかの問題点を抱えています。効果の持続性が数ヶ月ほどだけでなく、見た目の仕上がりにも変化が生じます。余った皮膚を糸で固定しているだけなので、皮膚がだぶつき不自然な見た目になります。糸を留置しているので勃起時などに引き連っていたみを覚えることも。また包皮口が狭いカントン包茎などには、切らない包茎治療の対象外です。包皮口が狭いとムリに亀頭を露出させても、切らない包茎治療は狭い包皮口を解除できないので強行すれば循環障害を引きおこす可能性があるからです。
このように切らない包茎治療には、デメリットが多いことが明らかになりクリニックではあまり取り扱われなくなっているようです。現時点で医療用糸などで固定する包茎治療は、温泉や旅行などで短期的に包茎を解消させたいときや、効果が一時的のため中学生以下の年少者など、ごく限られた適応になっています。

まとめ

包茎治療を永続的に改善するには、余った皮膚を切除する手術を選択するのが一般的です。ただ男性器に切開を加えることにためらいをもつ人も少なくないので、切らない包茎治療が従来から実施されてきました。亀頭を露出させてから医療用糸を縫い付けて固定して、癖をつけるというものです。この方法のメリットは切開を食わないので回復が早く、費用も安いことにあります。しかし切らない包茎治療は、効果が数ヶ月と一時的で、見た目も違和感が出るので現在ではあまり実施されなくなっています。